本橋産業の強みとして、消防法で危険物として分類される液体の取扱い資格・設備条件を満たしており、乙種第1類(酸化性固体)~乙種第6類(酸化性液体)までの全ての類の危険物についての取扱いが可能となっています。
また、危険物一般取扱所・危険物屋内貯蔵所も有していますので安心で安全な作業を確実に行うことができます。
毒物劇物の製造業者として登録しておりますので、現在、規制対象の製品や今後の規制対象となりうる製品なども安心して委託できます。
お客様からお預かりした危険物は消防法に準じた屋内貯蔵所で厳重な管理の元に保管されます。
屋内貯蔵所は、壁、柱、及び床を耐火構造として、梁を不燃材で造るなどの構造及び設備の技術上の基準を満たしています。
危険物のタンクへの詰め替えなどの作業を行う施設であり、こちらも消防法に準じた構造及び設備を有しています。
超高粘度のシリコン樹脂・エポキシ樹脂・接着剤などの液体は、流動性がほとんどなく同業他社においても正確な量の充填ができずに充填量のバラつきが出たり作業効率の安定が取れなかったりするなど取扱いの難しいものでした。
そこで当社では、最新充填機器の導入によってこの問題点の克服に成功し、均一で正確な量の高精度な充填と作業効率の大幅アップを可能としました。さらには原料のムダを抑えて、原料コストの削減にもつなげることもできます。
2液一体型カートリッジとは、ダブルカートリッジガンに取り付けて引き金を引くことにより2液を混合して吐出することができます。
特長としては手作業で液体を混ぜる作業を省くことができ、なおかつ2種類の液体の混合比が正確にミックスされた状態で吐出させることができます。カートリッジの種類によって混合比を変えることなどもでき、 主に建築用の接着剤・補修材などに使用されることが多いカートリッジです。
この特殊なカートリッジに同時に効率よく液体を充填する技術を本橋産業では早くから有しており、多数の経験と実績がございます。
他にはマネすることができない技術力と対応力が私たち本橋産業の強みです。
本橋産業では、帯状のアルミフィルムを円筒状に成形し、超高粘度の液体を充填した後にクリップでシールして密封するフィルムソーセージパックへの高速充填が可能です。
接着剤やシーリング材など化学製品の充填に適しており、低粘度から超高粘度の液体を問わず充填することができ、ロット番号の印字にも対応できます。
充填後は、エアー混入の有無・ロット表示チェック・重量チェックなど厳しく検査された後にご指定先へ出荷されます。
フィルムソーセージパックへの高速充填設備を有しているのは、関東でもそう多くはありません。ぜひ本橋産業にお任せください。
フィルムソーセージパックへの高速充填の様子(動画)
ソーセージパックは専用のエアーガンやハンドガンにセットして使用します。アルミパックで密封されていますので空気を巻き込まずにきれいに塗布することができる利点があり、エアーガンで使用すれば一定量を均等に吐出することも可能です。
充填工程の環境は品質に大きく影響します。このため、一般作業所だけでなく、クリーンルームの作業所も併設しており、クリーンルーム内では、一般品目だけでなく、危険物に該当する品目も扱うことができます。
不純物の混入を防ぎながら、安全に充填することが可能です。
クリーンルーム完備の危険物取扱所
クリーンルーム入室口